札幌及び近郊で交通事故調査・物損交通事故調査・自賠責保険被害者・休業損害・後遺障害を行っております長谷川裕也行政書士事務所

休業損害証明書の作成

休業損害証明書の作成

交通事故に遭い仕事を休んだ分の休業損害について問い合わせがありました

仕事を休むと保険会社より休業損害証明書(下記書類)の作成を依頼され、その記載内容により休んだ分の休業損害が保障されてますが、
会社によってはまた自営業の方で報酬の証明が難しく一日の休業補償金額が思ったより支給されない方はたくさんいますが、休業日数の証明が出来ない方から相談を受けました


事例1

就職情報誌を見て応募しお中元配達の請け負いの仕事を行い2日後に勤務中に交通事故に合い勤務できなくなり、仕事を休んだ分の休業損害証明書の発行について相談を受けました。

相談者が会社に休業損害証明書の発行を依頼しましたがいくらなんでも請け負いで仕事開始後2日では会社は休業損害証明書の発行はしてくれません。

会社としても請け負いですので報酬金額も分かりませんし、勤務時間・勤務日数の証明も出来ないのでと言われ保険会社に相談をしたのですが休業損害の書類の提出がないと休業損害は出せないと言われ当事務所に問い合わせがありました。

休業損害の金額が証明出来ないことは過去に数件ありましたが、
休業日数の証明はありませんでした。

提出書類として、就職情報誌の募集記事・勤務時の身分証明カード
・2日勤務分の報酬証明書・私が勤務先に訪問し会社名・住所・担当者・勤務開始日・勤務終了日・休業理由・勤務終了予定日を聞きとりを行い調査報告書を作成させていただきました


結果

保険会社から勤務終了予定までの休業日数と一日5700円の休業損害の支給が有りましたと相談者様から連絡が有りました。

休業損害・休業日数の証明を自分で行うことには信用がありません
第三者の資格者が入り証明をすることで信用できる書類になったのではないでしょうか


事例2

建設会社(従業員5名)に日給制で勤務している方から交通事故に遭い、休んだのに会社が休業損害証明書を発行してくれないと相談があり、勤務先に訪問して社長さんとお話をしたのですが、うちの会社はそういう書類は出さないのよ言われました。
理由を聞いても「していない」だけです。

過去に何度かそういう案件があったのですが、訪問して面談すると
どうにか書いてくれたのですが、今回はダメでした。

そこの会社では源泉証明書もありません
所得の申請も行っておりません
給与証明書は市販の用紙に勤務日数と金額しかなく発行者(会社名)もありません

所得を証明する書類はありません
欠勤を証明する書類はありません

私が会社に行って聞き取りをした欠勤日・給与予定金額を調査報告書として作成しました

またこれだけでは難しいと思い同僚から欠勤日・給与予定金額等を聞き取りを行い、それを文章にして記名、捺印をもらい一緒に提出しました。


結果はまだ自賠責から出て来ておりません
どういう結果になるか
間接書類も有りません
証拠は行政書士が作成した書類のみです
どうなるでしょうか?


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